海外への就職 (留学?)活動の備忘録
昨日保存したはずの下書きが吹き飛んでいた。
そうそう、そろそろ就職活動について考え始めたという内容だった。
私の業界はおかしなところで、企業就職は妥協、機関系に残るとやる気アリと言う風潮がこの2021年においても横行している現代のダークサイドである。
これは日本国内 (日本人?)だけのことかもしれない。
私はこの巨悪へ抵抗できる立場にないので、とりあえず横に置く。
現段階の私の進路の結論は、海外機関への就職である。考えに至った経緯は、ここで述べない。
当然、言っているだけなのでこれから行動をする必要がある。その上で考えられる問題点を書いてみようと思う。
ここで言う海外とは、仕事場での公用語が英語であるという前提で考える。よって、イギリス・アメリカに限定するもんではない。
(1), 英語は読めない喋れない書けない。
(2), 学位論文がまだない。
(3), 給料源の確保の方法、時期、ストラテジーがわからない。
こんなものだろう。
英語の読み書き聞きは、皆さんどのようにしているのか全く謎で、本業の傍らの勉強で圧倒的成長!なぞできない、というのが私のジレンマだ。
これに関してはやるしか無いだろと言われても、じゃあ本業はどうするんですかと問うても両方やるんだよと突然の思考停止だけは日本人全体の悪い癖だとは思う。
こっちは無理という結論なのだ。
ここに関しては少しでもということで、以下の3点を行ってみたりしている。
1, DeepL, Google 翻訳をあまり使わない。 (しかし時間に追われるとすぐに手を出してしまう)
2, BBCラジオ・ポッドキャストなど聞いてみる。(すぐ飽きる)
3, 特別英語とかいう講義をとりあえず受ける。(このときにnativeの人にどのようにするべきか、質問するのが良いのかもしれない)
次に(2)(3)に関してだが、先日HFSP (Human Frontier Science Program)を獲得された経験のある方に、ラフに話を伺えたので、忘れないうちに残しておこうと思う。日本人は年間で片手で数えるほどしか通らんらしい。またカッコ書きは私の所見でお聞きした方の文言ではない。
1, メールは気になったら送りなさい。(あまり読まれないので気にするな?)
2, 分野の変更は評価されやすい。(化け学から生物学くらいの HFSPに特異的な話かも)
3, PhD取得からの申請デッドラインが決まっている類のフェローシップに注意して。(1-3年程度で応募資格を失う場合が多々ある、ちなみに海外学振は取得後5年まで)
4, 1年くらいの短期フェローシップでとりあえず渡っちまうとかもある。(上原など)
5, 学位論文持ってるか持ってないかは気にせずメール送ってもOK (どうせ返ってこない?)
5, まだ余裕があるうちに、マニュスクリプトを起こしだしておいて、やりたいことを考えておく。そうすれば英語申請時に活かせる。これは予備実験も不要。(普通に考えて、まったく新規の実験はできないだろうからこれは個人的に聞けてよかった)
こんなもんだろうか。
ところで私は、日本語の文章能力が非常に低い。
今年のDC2 (国がやっとる学生向けのお給料制度, 採択率20%未満, なぜか若手より採択率が低い)は、最終年度の申請が可能なのだが論文がないので今年は諦める。逃げと言ってもらって構わない。精神摩耗して、最後に来るのがちょっとの評価数値と不採用の文言だけなのを2年経験した。同意はできなくとも、理解はできるのではないだろうか。
何にせよ、私は能力が低いゆえに3-5月までの他の作業が全てストップしてしまうので、このままでは学位論文を出せないので卒業できないのだ。
新しくDに入ってくる子達、君たちは創発持っとる先生のところに入れてーといえば良い。こんなもんやらんでよろしい。
ただDC申請自体は、自身の文章作成能力が非常に低いことがよく理解できたので出してよかったと思う。
何が言いたいかというと、英語の申請書なんて全く書ける気がしていないのだ。
でも、このジリ貧業界に好き好んで残りたければ、書くしか無い。
最近は発散しまくりだった興味も落ち着いてきて、卒後やりたいことも少し定まってきた。
まあなんとかするしかないのだろう。
参考文献;